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LEDビジョン導入・運用にかかる費用相場は?コストを抑えるポイントは?


街中やイベント会場で目を引くLEDビジョンは、高い集客効果と訴求力を持つ広告媒体として、多くの企業が導入を検討しています。しかし、「実際に導入するとなると、どのくらいの費用がかかるのだろう?」「運用にはどんなコストが必要なのだろう?」と、費用面での疑問や不安を抱える企業のご担当者様も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、集客のためにLEDビジョンの導入を考えている企業の皆様に向けて、LEDビジョン導入にかかる費用の相場から、その費用を左右する要因、そしてコストを抑えるためのポイントまでを詳しく解説します。この記事を通して、LEDビジョン導入の具体的な費用感を掴み、最適な導入計画を立てるための一助となれば幸いです。

LEDビジョン導入にかかる費用の内訳と相場

LEDビジョンを導入する際には、様々な費用が発生します。単に本体価格だけでなく、設置工事費や運用コストなども考慮に入れる必要があります。ここでは、LEDビジョン導入にかかる主な費用の内訳と、それぞれの相場について解説します。

初期費用

LEDビジョンを導入するにあたり、まず発生するのが初期費用です。この初期費用は、ビジョンの種類やサイズ、設置方法によって大きく変動します。

本体費用(ディスプレイ費用)

LEDビジョンの本体費用は、最も大きな割合を占めるコストです。この費用は、主にパネルの種類(ピッチサイズ)、ビジョンのサイズと面積、輝度(明るさ)、耐久性・防水性、そしてメーカーやブランドといった要素によって決まります。LEDビジョンは、小さなLED素子(発光ダイオード)が並んだパネルで構成されており、このLED素子間の距離を「ピッチサイズ」と呼びます。このピッチサイズが費用に大きく影響するのです。
屋外用(高ピッチ)のビジョンは、ピッチサイズが大きく(例:6mm~10mm程度)、遠くから見ることを想定しているため、比較的安価で、おおよそ1平方メートルあたり20万円~50万円程度が相場とされます。一方で、屋内用(低ピッチ)のビジョンは、ピッチサイズが小さく(例:1mm~4mm程度)、近くで見ることを想定しているため、高精細で高価になります。おおよそ1平方メートルあたり50万円~150万円以上が相場となるでしょう。当然ながらビジョンが大きくなるほど必要となるパネルの枚数が増え、本体費用も高くなります。屋外用など高輝度が求められるビジョンは消費電力も大きくなる傾向にあり、費用も高くなります。屋外に設置する場合、防水・防塵性能や耐候性が求められ、その分コストも上がるものです。国内外の様々なメーカーがあり、ブランド力や品質によって価格帯は異なります。小規模な屋内用LEDビジョン(数平方メートル程度)であれば数十万円から、大規模な屋外用や高精細な屋内用(数十平方メートル以上)であれば数百万円から数千万円、さらには億単位の費用がかかることもあります。

設置工事費用

LEDビジョンの設置工事費用も、無視できない初期費用です。この費用も、ビジョンのサイズや設置場所、設置方法によって大きく変わります。屋内設置の場合、壁面への取り付けや自立型スタンドの設置など、比較的シンプルな工事で済むことが多く、数十万円から数百万円が目安です。しかし、屋外設置、特に大型のビジョンを建物壁面や屋上に設置する場合は、専門的な工事が必要となり費用が高額になります。具体的には、ビジョンを安全に支えるための基礎工事や、ビジョン本体を固定するための専用の骨組み・架台の設計・製作、ビジョンへの電力供給のための配線工事や変圧器の設置といった電気工事、足場設置やクレーン車の手配などの高所作業費が発生します。さらに、建築基準法や屋外広告物条例に適合させるための構造計算や申請費用も必要です。屋外の大型ビジョンの設置工事費用は、本体価格と同程度か、それ以上になることも珍しくありません。

映像送出機器費用

LEDビジョンに映像コンテンツを映し出すためには、映像を送出する機器が必要です。コンテンツを管理・配信するための制御システムは数十万円から数百万円程度、パソコンからの映像信号をLEDビジョンが認識できる形式に変換する映像変換器は数万円から数十万円程度、そして映像信号や電力供給のための各種配線やケーブルも費用に含まれます。これらの機器は、ビジョンの規模やコンテンツの種類によって必要なものが異なります。

ランニングコスト(運用費用)

LEDビジョンは、設置して終わりではありません。継続的に発生するランニングコストも考慮に入れておく必要があります。

電気代

LEDビジョンは消費電力が大きいため、電気代は主要なランニングコストの一つです。電気代は、ビジョンのサイズ、輝度、表示コンテンツ(白っぽい映像が多いと消費電力も増える)、そして1日何時間稼働させるかといった稼働時間によって大きく変動します。一般的に、1平方メートルあたり年間数万円から数十万円程度の電気代がかかると言われています。特に屋外の大型ビジョンを長時間稼働させる場合、電気代は相当な額になるため、導入前にシミュレーションしておくことが重要です。

メンテナンス費用

LEDビジョンを長期間安定して運用するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。LED素子の状態、配線の緩み、防水・防塵性能のチェックといった定期点検に加え、故障したLEDモジュールや電源ユニットなどの部品交換費用が発生します。屋外ビジョンの場合、汚れによる視認性低下を防ぐための定期清掃も必要です。メーカーや業者との保守契約を結ぶケースが多く、年間で本体費用の数%程度の費用がかかるのが一般的です。特に屋外ビジョンは風雨に晒されるため、屋内ビジョンよりもメンテナンスの頻度や費用が高くなる傾向にあります。

コンテンツ制作・更新費用

LEDビジョンの効果を最大化するためには、魅力的で鮮度の高いコンテンツが不可欠です。動画広告やアニメーションなどのコンテンツを外部に依頼する場合、1本あたり数万円から数十万円、あるいはそれ以上の映像制作費がかかります。ポスター画像などの静止画制作費は数千円から数万円程度です。コンテンツの差し替えやスケジュール変更に伴う運用費も発生します。自社でコンテンツを制作・更新できる体制があればコストを抑えられますが、専門的な知識やスキルが必要となるため、外部委託も多くなります。

保険費用

大型のLEDビジョン、特に屋外に設置されるものは、台風や地震などの自然災害、落雷、盗難、第三者への損害賠償リスクなどに備えて、保険への加入を検討する必要があります。年間数万円から数十万円程度の費用がかかるのが一般的です。

コストを左右する要因と費用を抑えるポイント

LEDビジョンの導入費用は、いくつかの主要な要因によって大きく変動します。これらの要因を理解し、適切にコントロールすることで、費用を抑えながらも効果的なLEDビジョンの導入を目指せます。

コストを左右する主な要因

LEDビジョンのコストに影響を与える主な要因は以下の通りです。
ピッチサイズ(解像度)は、前述の通り、小さいほど(高精細なほど)本体価格は高くなります。見る人との距離が遠い屋外ビジョンであればピッチサイズを大きく、近くで見る屋内ビジョンや繊細な映像が求められる場合はピッチサイズを小さく選ぶのが一般的です。設置場所と環境も大きな要因で、屋外設置は、防水・防塵性能、高輝度、耐候性、そして高所作業や基礎工事が必要となるため、屋内設置に比べて費用が高くなります。屋内でも、壁の強度補強が必要な場合などはコストが上昇するでしょう。ビジョンのサイズと形状も費用に直結し、ビジョンが大きくなるほど費用はかかり、曲面型や透過型など特殊な形状のビジョンは通常の平面型よりも高価になります。コンテンツの更新頻度と質もコストに影響を与え、頻繁なコンテンツ更新や、プロによるハイクオリティな映像制作を求める場合、その分のランニングコストが増大します。メンテナンス体制も重要で、自社で簡単なメンテナンスを行うか、専門業者に全て任せるかによって費用が変わります。屋外ビジョンや24時間稼働させるビジョンは、手厚い保守体制が必要となりがちです。

費用を抑えるためのポイント

これらの要因を踏まえ、導入費用や運用コストを効果的に抑えるためのポイントをいくつかご紹介します。
必要以上に高精細なビジョンを選ぶとコストが大幅に上がるため、目的に合わせた最適なピッチサイズを選ぶことが重要です。設置場所と視聴距離を考慮し、最低限必要な解像度を見極めましょう。例えば、遠くから視認する屋外ビジョンであれば、ある程度ピッチサイズが大きいものでも十分な効果を発揮します。また、中古品やレンタル・リースも検討する価値があります。初期費用を大幅に抑えられる中古品は品質や保証期間、メンテナンス体制に注意が必要ですが、信頼できる業者から購入すれば有効な選択肢となります。短期的なイベントや期間限定のキャンペーンであればレンタルの方がコストメリットが大きく、長期的な利用を前提としつつ初期費用を抑えたい場合にはリースが有効で、毎月定額の支払いとなるため予算管理がしやすくなります。コンテンツを内製化することも費用を抑えるポイントです。簡易な静止画や動画であれば、自社のPCソフトやスマートフォンアプリでも制作可能であり、大幅なコスト削減に繋がります。テンプレートを活用したり、簡単な編集スキルを習得したりすることも有効でしょう。複数の業者から見積もりを取ることも重要です。LEDビジョン市場には多数のメーカーや施工業者が存在するため、複数の業者から見積もりを取り、価格だけでなく、提案内容、サポート体制、実績などを比較検討することで、適正価格を把握し、価格交渉の余地も生まれます。さらに、補助金・助成金の活用も検討しましょう。地域によっては、デジタルサイネージの導入を支援する補助金や助成金制度が用意されている場合があります。これらの情報を収集し、活用を検討することで、初期費用を抑えられる可能性があります。

LEDビジョンの導入事例から見る費用感

実際にどのような規模のLEDビジョンが、どのくらいの費用感で導入されているのか、具体的な事例を通じてイメージを掴みましょう。

小規模な屋内用ビジョンのケース

例えば、店舗の窓際やレジ横に設置する数平方メートル程度の屋内用LEDビジョンであれば、比較的低いピッチサイズ(高精細)のものが選ばれることが多いです。本体費用は1平方メートルあたり50万円~100万円程度と仮定すると、3平方メートルで150万円~300万円となります。設置工事費は壁面取り付けなどで数十万円程度、映像送出機器も数十万円程度かかるでしょう。この場合、総額200万円~400万円程度で導入できる可能性がありますが、コンテンツ制作費や電気代などのランニングコストは別途考慮が必要です。

中規模な屋外用ビジョンのケース

ビルの壁面や駅前広場などに設置する、数メートル四方の中規模な屋外用LEDビジョンでは、屋外視聴に適したピッチサイズが選ばれます。本体費用は1平方メートルあたり20万円~50万円と仮定すると、10平方メートルで200万円~500万円。設置工事費は高所作業や基礎工事、骨組み製作などが必要となるため、数百万円(本体費用と同程度かそれ以上)かかるでしょう。映像送出機器も数十万円程度が必要になります。この場合、総額500万円~1000万円以上が導入の目安となるでしょう。電気代も高額になるため、ランニングコストのシミュレーションが重要になります。

大規模な屋外用ビジョンのケース

商業施設のファサードや大規模イベント会場に設置される、数十平方メートル以上の大型LEDビジョンは、文字通り「桁違い」の費用がかかります。本体費用は数百万円から数千万円に及び、設置工事費は構造計算、大規模な骨組み、高所作業、電力設備増強などが必要となるため、本体費用を上回ることも珍しくなく、数千万円が必要となるでしょう。高度な制御システムが必要となる映像送出機器も数百万円かかります。このような大規模なビジョンの場合、総額数千万円から1億円以上の導入費用がかかることもあります。このようなケースでは、専門のコンサルティングサービスを活用し、費用対効果を慎重に検討することが不可欠です。
これらの事例はあくまで目安であり、実際の費用は個別の条件によって大きく変動することを理解しておきましょう。

まとめ

LEDビジョンは、その強力な視覚効果で集客力とブランドイメージを高める魅力的な広告媒体です。しかし、導入を検討する際には、本体費用だけでなく、設置工事、映像送出機器、そして電気代やメンテナンス費用といったランニングコストまで、総合的な費用感を把握することが極めて重要ですし、それを理解し、適切に計画を立てることが成功への第一歩となるでしょう。
この記事では、LEDビジョンの種類やサイズ、設置環境が費用に与える影響、さらには目的に合わせたピッチサイズの選定、中古品やレンタル・リースの活用、コンテンツの内製化、補助金の検討など、コストを抑えるための具体的なポイントを解説しました。これらの情報を活用することで、費用対効果の高い導入が可能になります。
LEDビジョンの導入は決して安価な投資ではありませんが、適切な計画と費用対効果の検討によって、その効果を最大限に引き出すことが可能です。

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