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LEDテープライトの色の種類は?それぞれの違いや魅力を解説

LEDテープライトには単色タイプや複数の色に変化できるRGBタイプなど色や種類もさまざまです。色の違いだけでなく、発色の具合や見え方なども選ぶLEDテープライトによって変わるので、特徴や効果的な使い方をしっかりと把握する必要があります。

今回は、LEDテープライトを使った演出をより効果的にするために、それぞれのタイプと色の演出に影響する要素をご紹介します。

単色の魅力

単色のLEDテープライトには、白・電球色・ブルー・レッド・イエロー・グリーンなどの原色に近い色から、パープル・ピンク・スカイ・アイスブルー・アクアなどの中間色など、豊富なカラーがあります。

単色のLEDテープライトの場合、色の変更はできませんが、RGBタイプなどと比べて明るいのが魅力的です。

RGBタイプは、レッド・グリーン・ブルーの3つのチップで1つの色を発光しますが、レッド・グリーン・ブルーのいずれかの色の場合、1つのチップしか発光しません。

ですから、同じ数のチップを搭載した単色タイプとRGBタイプを比べると発光しているチップの多い単色タイプのほうが明るくなります。

色を変える必要がないという方で、好みの色が単色のバリエーションにある場合は、単色タイプのLEDテープライトをおすすめします。

RGBフルカラーの魅力

単色のLEDタイプと比べて明るさは劣るものの、三原色の掛け合わせでどんな色も表現できるのがRGBフルカラーの魅力です。

単色タイプのカラーバリエーションにない色も作れますので、こだわりのカラーや派手な演出をしたい場合はRGBフルカラータイプがおすすめです。

色の変更にはコントローラーが必要ですが、あらかじめ色のプリセットが用意されたタイプやオリジナルのカラーをメモリーしておく機能が付いたタイプなどがあり、簡単に色の変更や演出の切り替えができます。

以下にさまざまな種類のコントローラーをご紹介します。

ミニRGBコントローラー

最も小さく、低価格なコントローラーで、電源とRGBタイプの間に接続することで5mまで制御可能。色の選択はプリセットカラーのみです。

ミニRF RGBコントローラー

ミニコントローラーにリモコンが付いたタイプで、5mまで制御可能。色の選択はプリセットカラーのみです。5mまでのLEDテープライトを制御できます。

24KEY RGBコントローラー

定番コントローラーの一つで、「24KEY」はボタンの数を示しており、プリセットカラーが豊富なのが特徴です。5mまでのLEDテープライトを制御できます。

28KEY RGBコントローラー

24KEYと同様のプリセットカラーに加えて、調色ボタンが追加されており、好みのカラーをメモリーすることが可能です。5mまでのLEDテープライトを制御できます。

44KEY RGBコントローラー

28KEYよりもメモリーできる数が増えており、スピード調整が可能になったタイプ。シーンに合わせてすばやく変更できるようにしたい場合におすすめです。5mまでのLEDテープライトを制御できます。

RGBタッチパネルコントローラー

壁に備え付けできるタッチパネル式のコントローラー。据え置き型のため、店舗照明用におすすめです。

RGBタッチコントローラー

タッチ式のリモコンが付属しており、色が円形に表示された部分をタッチすることで、直感的な操作での色の変更が可能です。

RGBミュージックコントローラー

音楽に合わせて点滅させられるコントローラー。標準的なRGBフルカラータイプでのみ使用可能で、「流れるRGBテープLED」とは併用できません。

RGB 3ch調光器

出力を調整する「調光器」の一種で、各色の出力を調整することで好みの色を演出できます。メモリーはできませんが、簡単にアナログ感覚で操作できるのが特徴です。

ベースカラーも重要

LEDテープライトの種類だけでなく、ベースカラーも見え方に影響を与えます。ベースカラーとは、LEDテープライトのテープ部分の白または黒の基盤色のことです。

白のベースカラーの場合、LEDチップの間にも光が反射することで、LEDテープ全体がきれいなライン状の光に近づきます。ライン状に演出したい場合や全体を淡く光らせたい場合は、白のベースカラーを選びましょう。

黒のベースカラーの場合は、LEDチップの間の部分が光らないので、光の粒が強調されます。一つひとつの色を際立たせた演出をしたい場合などにおすすめします。

また、テープ自体が黒いので熱を溜めやすく、直射日光の当たる場所での使用は故障の原因となる可能性があるので注意してください。

高演色タイプもおすすめ

LEDテープライトの白や電球色には、高演色タイプのものもあります。高演色タイプとは、色の再現性が高いLEDのことで、照らした物の色をきれいに見せることができます。

高演色タイプは、その特徴からドレスアップやイルミネーションよりも、ショーケースなどの照明として使うのが効果的です。商品や展示物の色を高い再現性で見せてくれます。

また、高演色タイプには、ケルビン数を指定したタイプも販売されています。ケルビン数指定とは、白の色合いを細かく選べるということです。

通常のLEDテープライトの白のケルビン数は、8000K(ケルビン)付近のものが一般的です。高演色タイプの場合は、5000Kのものが人気があり、ショーケース内などを優しい色合いの白で照らすことで商品などの色をきれいに表現できます。

コーティングの有無も発色に影響する

LEDテープライトには、防水仕様のタイプがあり、樹脂やシリコンによるコーティングが施されています。

LEDチップが樹脂やシリコンで覆われているため、非防水タイプに比べると色味が少し変化してしまいます。

クリアの防水タイプもありますが、発色が一番良いのは非防水のLEDテープライトなので、防水の機能が必要な場合以外は通常のLEDテープライトがおすすめです。

しかし、非防水タイプは水のかかる場所では使用できないので、発色が良いからと無理に使用するのは避けましょう。

流れるLEDテープライトで派手な演出

派手な演出をしたい場合は、流れるLEDテープライトがおすすめです。

通常のRGBフルカラータイプでもコントローラーによっては、光に変化をつけられますが、LEDテープライト全体が同時に変化してしまいます。

流れるLEDテープライトの場合、細かく色が変化することで光の流れを演出できます。色の変化だけでなく、色の動きを表現できるのが特徴です。

単色の場合、部分的に明暗差を作ることにより光の動きを表現します。RGBタイプの場合は、LEDチップ3個単位で光り方や色を制御することによって流れを演出します。

注意する点としては、流れるLEDテープライトの場合、通常のコントローラーではなく、専用のコントローラーが必要です。

まとめ

LEDテープライトは、用途やシーンに合わせたカラーが用意されており、使い方次第でさまざまな演出が可能です。

それぞれの用途に合わない選び方をすると、空間や物をきれいに照らす効果が薄れてしまいます。ただし、多くの製品のなかから用途や設置場所に適した製品を選ぶのは難しいかもしれません。

LEDテープライトをより効果的に使い、ニーズに合った演出をするためにも、導入時はプロへの相談をおすすめします。プロに相談することで、ニーズに合った製品の紹介、設置や演出のアドバイスなどを受けることができますので、ぜひ活用してみてください。

お問い合わせ

テープライトについてのご質問・ご相談など、お気軽にお問い合わせください。

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