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LEDテープライトのカットと加工方法について

LEDテープライトは、簡単な設置ができるだけでなく、カットすることで設置場所のサイズに合わせることができます。LEDテープライトをカットすることに不安を感じる方も多いかもしれません。カット後にしっかりと加工を施すことによって、接触不良や漏電などの故障を防ぐことが可能です。

また、正しい接続方法を知っておくことで、カットした余りのLEDテープライトを活用したり、LEDテープライトを延長したりする際に役立ちます。

今回は、LEDテープライトのカットと加工方法について解説します。必要な道具や接続方法も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

LEDテープライトのカット方法

LEDテープライトは、通常5mで販売されているものを多く見かけるのではないでしょうか。5mすべてを使うのは難しい場合やさまざまな長さのものを使用したい場合も、正しくカットすることで好みのサイズに調節が可能です。

ここでは、LEDテープライトのカット方法について解説します。

ノーマルのLEDテープライトの場合

LEDテープライトには、カットラインと呼ばれる、カットできる場所が示されています。カットラインとは、LEDテープライトに一定間隔に記された点線部分のことです。

カットラインでカットすることで、故障などの不具合を起こすことなく好みのサイズに調整できます。カットライン以外で無理にカットした場合、点灯時に不具合が生じる恐れがありますので注意が必要です。

LEDテープライトのカットラインは、普通のはさみで簡単にカットできます。

防水加工されたLEDテープライトの場合

防水タイプのLEDテープライトの場合、樹脂やシリコンなどで覆われていますが、カット方法はノーマルタイプと同様です。製品によってはカットラインがわかりにくい場合がありますが、しっかりと正しい位置でカットしてください。

防水タイプをカットする際の注意点は、カットした断面の防水性が落ちることです。防水部分は表面だけで、中が空洞になっているケースが少なくありません。カットした断面がそのままの場合、チップ部分に水が浸入してしまいます。

このような不具合を防ぐために、カット断面を覆うエンドキャップを使用しましょう。エンドキャップは、防水仕様の接着剤で取り付けるのがおすすめです。

LEDテープライトをつなぐ加工方法

正しい位置でカットしたあとに、LEDテープライト同士を接続して使用する場合には、加工が必要です。また、カット後の余ったLEDテープライトを再利用する場合にも、新たに配線を接続しなければなりません。

LEDテープライトをつなぐ加工方法に必要なものは、次の通りです。
●収縮チューブ
●接続用の短い配線
●はんだごて、もしくはコネクター

LEDテープライトをつなぐ加工方法の準備は、次の通りです。

1. 収縮チューブをあらかじめ通しておく
2. 配線の両端をむき出しにしておく(長く出す必要はない)
3. 防水タイプの場合は、カッターなどで接点をむき出しにしておく

接続の準備完了後、配線をLEDテープライトにつなぐ加工として、2つの方法をご紹介します。

はんだを使用する場合

接続用の配線を、それぞれのLEDテープライトに対しはんだによって接続する方法です。配線のむき出し部分をLEDテープライトの接点にはんだ付けします。

はんだ付けを使用した場合、接触不良などの不具合が発生しにくいのが特徴です。はんだごてなどの道具を持っている場合は、はんだ付けによる加工をおすすめします。接続時には、プラスとマイナスを間違えないようにしましょう。

コネクターを使用する場合

コネクターを使用して、配線とLEDテープライトを簡単に接続する方法です。接続方法は、コネクターのふたを開け、LEDテープライトを差し込むだけです。コネクターと配線の接続も同様の手順で、最初からコネクターと接続用配線がつながっている状態で販売されているものもあります。

はんだ付けが苦手な方でも簡単に加工できますが、接触不良などの不具合が発生する恐れがあります。接続時には、コネクターにLEDテープライトがしっかりと差し込まれていることを確認してください。

カット後に設置場所に届かない

LEDテープライトをカットしたあと、配線が短くて設置場所に届かないなどの場合には、配線の延長を試してみましょう。ただし、配線を延長する際は正しい方法を身につけておかないと、漏電や接触不良などの故障につながるので注意が必要です。

配線を延長する手順は、次の通りです。

1. LEDテープライト側の配線の先端をむき出しにしておく
2. 延長用配線の先端をむき出しにしておく(長く出す必要はない)
3. それぞれの配線の先端部分を2本に割く
4. 収縮チューブを割いた部分に通しておく(屋外用なら防水チューブを使用)
5. LEDテープライト側と延長用配線のむき出し部分をよじりながらつなぐ

むき出し部分をよじりながら接続したあとは、しっかりと固定する方法は、次の3つです。

はんだを使用する場合

接触不良などの不具合が少なく、コンパクトに仕上がるため、はんだ付けを行うのがおすすめです。ねじりながらつないだ部分に対して、はんだ付けを行います。

この際、ねじった部分から芯線が飛び出ていないか確認しておきましょう。はんだ付け後に、飛び出している部分が出っ張ってしまう恐れがあります。

はんだ付けが完了したあとは、通しておいたチューブを収縮させて絶縁対策を施してください。

スプライス端子を使用する場合

はんだ付けが苦手な方には、スプライス端子を使用した接続をおすすめします。スプライス端子とは配線の接続用のパーツで、はんだ付けしなくても接触不良を起こしにくいのが特徴です。

接続する際は、ねじりながらつないだ部分と被覆のある部分、それぞれを挟みこむようにセットします。ねじりながらつないだ部分にのみセットしてしまうと、簡単に外れてしまうので注意が必要です。

正しい位置でセットしたあとは、電工ペンチなどを使用してしっかりと圧着してください。圧着する際は、一度軽く潰すイメージで圧着し、再度しっかりと圧着するのがコツです。

スプライス端子を圧着したあとは、簡単に外れないかを確認し、チューブを収縮させて絶縁対策を施します。

キボシ端子を使用する場合

接続したあとに脱着したい方におすすめなのが、キボシ端子を使用する方法です。LEDテープライト側と延長用配線側、それぞれにオス端子とメス端子を接続することで脱着できます。

キボシ端子を使用する際は、むき出し部分にかけるツメと被覆部分にかけるツメを間違えないよう注意しなければなりません。正しい位置にセットしないと、脱着時に端子が外れてしまうなどの不具合が生じます。

正しい位置にセットしたあとは、電工ペンチを使用して圧着していきます。圧着のコツは、スプライス端子と同様に、二段階に分けて圧着することです。

圧着に使用する道具は、キボシ端子用の穴がある電工ペンチがおすすめです。

延長用配線とは

延長用配線には、さまざまな種類が存在します。

配線の規格として、「AWG」や「sq(スケア)」などの表記があり、太さを表しています。一般的なLEDテープライトの場合は、「AWG20」もしくは「0.5sq」を使用するのが定番です。使用するLEDテープライトの長さは、2~3m程度を目安にしてください。

カットや加工する際の注意点

ここからは、カットやさまざまな加工を施す際の注意点について解説します。

正しい位置でカットする

LEDテープライトは、必ずカットラインでカットしましょう。カットライン以外の部分で無理にカットすると、不点灯や漏電などの不具合が生じる恐れがあります。

特に、カットラインが見えづらい防水タイプを使用する場合は注意が必要です。

接触不良に注意

はんだ付けが雑、コネクターにしっかり接続されていない、使用した端子がしっかり圧着されていないなどの理由によって、接触不良を起こすケースも少なくありません。

LEDテープライトや配線を接続する場合は、しっかりと接点を確認し、確実に接続してください。また、各端子を圧着する際は、専用の電工ペンチの使用をおすすめします。

電源の容量に注意

5m以上などの長さのLEDテープライトに通電する場合は、電源の容量に注意が必要です。

LEDテープライトは、最長5mでの使用が基本です。5m以上で使用する場合は、電源供給を並列に接続するなどの方法があります。

入力信号の減衰に注意

5mのLEDテープライトにさらに接続する場合、電源からの入力信号が減衰することに注意してください。長さに合わせて大きな電源を用意しても、LEDテープライトのすみずみまで電力が行き渡らないためです。

このような場合には、入力信号を増幅する増幅器が必要です。

まとめ

LEDテープライトのカットや加工は、一般の方でも簡単にできますが、接触不良などの不具合を防ぐためには正しい知識が必要です。

状況に応じて電源の並列接続や増幅器などを接続する必要がありますので、素人の方では判断が難しいかもしれません。カット後の加工や接続方法で失敗しないためにも、まずはプロへ相談してみるのがおすすめです。

お問い合わせ

テープライトについてのご質問・ご相談など、お気軽にお問い合わせください。

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